「パワー・レンジャー」

「パワー・レンジャー」

日本のスーパー戦隊物をアメリカで1993年にローカライズしTVシリーズとして作られ今でも続いている人気TV番組とのこと。当時のアメリカではそれまで子供向けのTV番組がなく大ヒットしたそうな。

今回の「パワー・レンジャー」は前回の映画版から二十年ぶりのリブート作品。因みにTVシリーズも映画版も未見でございます。

アメリカで受け入れられるために設定を学園物(「ビバリーヒルズ高校白書」みたいな感じですかね)にしているのが特徴的で今回の映画そのドラマパートの出来が青春映画として上手く出来てると思います。

「ブレック・ファースト・クラブ」の設定まんまで「クロニクル」要素を盛り込んだ感じ!。舞台がアメリカなので主要人物の多国籍性がまた色々とまさにメタファーとして出せているというね!。またレッド役のリーダーの葛藤が良くて。冒頭にくだらないけどある重要な選択による失敗でそれまでの地位を落としてしまう(アメフトで有望だった選手だったが保護観付きに)。故にリーダーとしての選択に対する葛藤やら不安がこちらへ伝わってきてもうね。とか不登校のあいつね。普段いきってて家へ帰ると…なんて本当「ブレック・ファースト・クラブ」ですよ!ヒーロー物でありスクールカースト物でありとこの二つのケミストリー!相性の良さね!。そして真のヒーローになるまでのKATEI!過程がまた青春映画としても格好いいし弟子が師匠を成長させるという「カンフー・パンダ」構造もまた見ていて泣けます!。

最近のヒーロー物は大人がくよくよ悩んで暗いんですよ?!。

そして今回の悪役リタ様がまた良い!!というかルックが本気で怖いんですけど!人物造形が「アベンジャーズ」の初代迷悪役ロキ様そっくり?!ラストのやられ方とかアラレちゃんかっていうね!!。

ただヒーロー達それぞれもっと能力の個性があったり1人リタ様に誘惑されそうになるけどそこがベイダー卿みたいなシークエンスになったら更に上の作風になったとも思いますが戦隊物にそこまで求めたらコクかな?!。

あと冒頭カーチェイスの車内のカメラ映像とか怖かったし後のカーチェイスも凄かったのに肝心の戦隊アクションがCG多様とか…ロボット戦でもそうですがイマイチ今どこを守りたいとか今居る位置が分かりづらい?!マイケル・ベイ監督作までとは言いませんがかなり観づらいかと…(M・ベイ監督は狙ってやってますが)なので次回は戦闘シーンのブラッシュアップを!。

しかしリブート版としてそれぞれの人物造形を見せる事によって青春ムービーとしても楽しめましたしなによりまたこのメンバーに会いたい!と感じた!。

全然メンバーの各キャラクターをさらえてませんがそれぞれのキャラクター全て語らいたいですね!。

今回現代版にリブートするにあたりしっかりスクールカーストを描いただけでも映画として良くできてると思います。

そしてこのお話しのカタストロフィー版が「クロニクル」だな〜とか思って観るのも面白い作品ですね。

夏に大きなスクリーンで観るには最適な映画でした(≧∀≦)

しっかし吹き替え版が観られなかったのが心残り(_)